2017年4月15日(土) Big Island -2- ハワイで雪を見る

朝6時、ホテルの部屋から自転車でマイル先のマウナケアの頂上を目指して出発するジョフ。カリフォルニア時間では朝の9時なので早起きは辛くはありませんが…ようやるなぁ。
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  私と息子は4時間後くらいにホテルを出発する予定。





  目標のマウナケア山の頂上まで車でなら1時間半ほど。自転車だと…
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  今回、リゾートホテルが立ち並ぶKona方面から出発しましたが、反対側のHilo方面からの方が距離も短く良いようですが、朝4時半にホテルを出て1時間半運転してHiloへ車で送って欲しいというジョフの願いは無謀過ぎ。ならば、最初の数日はHiloに滞在するなど計画すれば良かったと思うのですけれど?そういう計画性はないんですねぇ。私も今回の旅行前はあれこれ忙しく、ジョフに丸投げしたつもりでしたが…結局旅先でプランを練るのは私、といういつもの役割に。(涙)

  ジョフが自転車で走っている頃、私と息子はホテルでゆっくり過ごしてから、近くのコーヒーショップで朝ご飯!息子、ベーグルサンドを食べた上に私のワッフルも半分食べました。(驚)少食君でしたが、最近食べる量が増えてきましたよ。それでもまだまだ同世代の男の子に比べたら少ない方。
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  この後、スーパーでクーラーバッグ、氷や飲み物、ランチを買い込んで、息子を助手席に乗せて3時間半遅れでジョフを追います。目指すはマウナケア!
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  黒いゴツゴツした溶岩石の向こうにマウナケアが見えます。山はまだあんな遠いのにそこへの道は結構アップダウンがあって大変そう。麓へ着く前にスタミナ切れしそうです。
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  10時半、マウナケア州立公園で追いつきました。バナナやソーダ(砂糖!)の供給。本格的に山登りとなるマウナケアアクセス道路の入り口はまだ少し先。さっきは山の頂上も見えていたのに、ここではもう厚い雲に覆われていてほとんど見えない状況。気温もグッと下がって寒いのでジョフはアームカバーを着けました。私も上着を着込みました。ハワイ旅行なのに、夏と冬の両方の用意で準備も大変でした。

  次の合流地点は標高2804m/9200ftのところにあるビジターセンター。私と息子はこの州立公園で時間調整のためしばらく滞在。息子はiPadでゲームをしたりダウンロードした映画を見たり、私はガイドブックを片手に明日からの計画を立てたり。

  今回の随伴ドライブで心配だったのはお手洗いでしたが、こことビジターセンター、そして頂上にもポータブルでしたがトイレがあったので念のために持参した簡易トイレバッグは使わずに済みました。(ほっ)ジョフはそんなものまで準備していた私にびっくりしていましたが。

  私達は時間差で州立公園を出発して、ジョフに追いつきましたがかなり苦しそう。時々路肩に車を停めてジョフを待ったりしながら、ひとまずビジターセンターを目指します。傾斜もきついし、空気もだいぶ薄くなって来ているので自転車のジョフは平地のようにスイスイとは走れません。息子が少し伴走しましたが走った方が早いくらい?!でも息子もちょっと息が切れ気味。高山病の危険があるので伴走はすぐやめさせました。
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  看板もこの辺りは、嵐に強風、霧、雨、雹、雪、氷点下、高山病などの危険があると示しております。(怖)
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  ビジターセンターもうっかり見過ごしそうな小さな規模。これだけのためだったら行く必要はなしですが、星空観測などのツアーでここへ来られる人は多いようです。そして、さらに上へ行くには、高山病予防のためにこのビジターセンターで最低でも30分過ごしてから上がるようにと言われております。
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  ジョフはここで車の後ろでお昼寝をして、結局1時間の休憩。ビジターセンターには(しょぼいですが)売店があって、温かい飲み物(セルフサービス)も買えます。きっと日本人観光客も多いのでしょうねぇ、インスタント味噌汁やカップラーメンもありました。天体観測に来て暖を取るために買ったりされるのかな?昼間でも結構冷え他ので温かいものがあるのはありがたかったデス。

  さて、ここから先は「行くなら自己責任!」です。大きな看板にもそう書かれていて、さらには車で行く場合は絶対四駆!途中舗装されていない5マイルほどの道はゴロゴロ石だけでなく火山灰も混じっている山道なのです。しかし、なぜ舗装されてないの???そこを抜けると頂上までは舗装道路になるのに。
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  またまた時間差で出発するため、またもやビジターセンターで時間を潰す私達。寒くてハワイに来ているとは思えない…(涙)息子はiPad三昧。私は、ビジターセンター内でマウナケアの成り立ちや頂上にある天体観測基地の説明ビデオをがっつり全部見たり、今さっき頂上に登って来たという自転車乗りの人に思わず話しかけてみたり。この人はHilo方面から7時間半ほどで登ったそう。さすがに未舗装の道はほとんど自転車を押して登ったそうですが、「さっきご主人とすれ違いましたよ。」と教えてくれました。あとでわかったことですが、彼はレンタルした自転車で昨日思い立って今日登ったというツワモノ。ジョフよりも若そうでしたが、何よりの強みはコロラド出身。高地には体が慣れてるんでしょうねぇ。ジョフの使っている自転車のアプリによると今日この山を登ったのはコロラド出身の彼とジョフの二人のみ…。クレイジーな二人。

  1時間遅れで出発した私達、すぐにジョフに追いつきました。追いついた地点から計算すると時速3~4マイル(6km/h)の超超低速という計算になりますか…。
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  砂利に車輪を取られ、ベダルからクリップオンの靴を外すのも間に合わず3度転び、何度も転びかけ、息も切れるし…という状態。それでも上って行くので、後からついて行ったり、追い越して待ってみたり…。森林限界を超えているので殺風景な風景が続きます。

  道はガードレールなどもありませんし、対向もギリギリ。上から車が降りて来たら避けなければなりません。車は四駆だし!とアクセルを踏んで路肩に寄ったら、タイヤが空回り…えっ???いやいや、でも四駆だからもっとアクセルを踏み込めば大丈夫!と踏み込んだら、後ろから来たジョフが慌てて手を降るので何事かと思いきや…「その車、四駆じゃないっ!


  レンタカーのカウンターでも担当の人に(口頭)何度も確認したのに。(怒)ジョフは車に4WDのロゴが見当たらないので薄々気づいていたみたいなのですが、私には黙っていたのです。確信犯?!最終的にこの車で頂上へは行けましたが、酷い話です。レンタカー屋さんもジョフも。四駆と信じて運転していた私は途端に怖くなってしまいました。そもそも下調べの段階から私はずっと尻込みしていたのをジョフに説き伏せられて渋々来たのです。ジョフの下調べでは四駆であれば可能!というものでしたが、彼のリサーチ能力は疑わしいところがあるんですよねぇ。(私個人比)
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  頂上まで後4マイルほどというところで、ジョフは自転車で登り切ることを中止する決心をしました。すごく悔しがっておりましたが、砂利道と空気の薄さに阻まれました。それに午後3時近かったので復路を考えると時間的にも限界。自転車を車に積み込んで残り4マイルを走って頂上へ。すぐに雲が晴れて青空が見えて来ました。
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  下から見ると厚い雲がかかっているように見えますが、マウナケアの頂上は年間300日は晴天なんですって。晴れているのに残雪があちこちに見られます!それだけ気温が低いのです。
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  頂上には13基の天文台が並んでいます。そのうちの一つが日本のすばる望遠鏡がある天文台。写真を取るために少し歩くだけでも息が苦しい感じがしました。
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  下りはさらに大変。下り坂でブレーキを踏み続けるとVapor Lock現象といってブレーキが効かなくなってとても危険なので、エンジンブレーキを使わなければなりません。ギアを低速にしても坂道のせいでどんどんスピードが上がるし、ついついブレーキを踏んでしまうと、今度は警報ランプが点いて焦らされます。さらに雲が覆って来たり、雨も降って来て視界が悪くなったり、その上砂利道ですから怖い怖い。ジョフにはビジターセンターまで運転してもらいました。そこからはジョフは自転車で。私たちもほとんど時間を置かずに出発しましたが、ジョフに追いついたのはアクセス道路を出てからでした。車はエンジンブレーキを使いながらゆっくり下りて行くので下りだと自転車の方が早いくらい!なのです。

  州立公園で合流して、そこからは車でホテルへ戻りましたが、もうプールサイドへすら行く時間の余裕もなくハワイにいる実感もなく1日が終わってしまいました。











by sivasiva21 | 2017-05-15 07:14 | お出掛け | Comments(0)